- 拝観した後戒壇院の縁に涼をとっている作者がいる。女性が現れたようであるが女ありとをりとどう違うのだろう。一幅の絵のように見ているのだろうか。 (うつぎ)
- 涼んでいると戒壇院に女性の姿が。出家なのかと想像する作者が居ます。 (素秀)
- 端居している女性が居たのかと思いましたが、ここでは素十さんが端居していたのだと解釈しました。戒壇院という学問の場所に、優しげな女性を見かけ、心にとまったのかとおもいます。 (あひる)
- 端居が夏の季語。新緑に囲まれた夏の東大寺の戒壇院をイメージした。大伽藍を見て回ったあとの夕方、戒壇院の縁側に座って涼をとり一息入れていると、ひとりの見知らぬ女性が現れた。暑さを忘れさせるほど興味を引く女性だったのだろう。聖書のサマリアの女の話をふと思い出した。 (せいじ)
- 戒壇院の縁側に女性が人生を回顧しているかのようにぼんやりと座っている。出家を決断しようとしているのかもしれない。 (豊実)