- 以前から抱いていたことがあったがやっと決心した。もう迷うことはない。これから春に向かう日脚のぶの季語が希望に満ちた作者を連想さす。 (うつぎ)
- 進路の事だろうかと。進学か就職かそろそろ決めないといけない時期が来たことを日脚のぶで示しています。 (素秀)
- 一年の計は元旦にありと言いますが、何か心に引っ掛かることがあって、もやもやしていたのかも知れません。日脚も伸びた一月も半ば過ぎ、やっと心が決まったのでしょう。さあ、これからは!という清々しさがあります。 (あひる)
- 日脚のぶが冬の季語。高校受験や大学受験にたとえられるような人生の岐路にあたって、やっと心が決まったその気持ちを、春近しの気分に重ね合わせている。希望を感じさせる力強い句である。 (せいじ)
- 冬至が過ぎ、気持ちは春に向かっている。厳しい時代の中、自らの進む道に決意を固めたのだろう。 (豊実)