吟行句会みのる選

今年度の成績を表示しています。

2017年03月31日(多田神社 参加者17名)

切り株をベンチとしたる落椿せいじ
禁門をくぐれば苔の青畳せいじ
猪名川の奇岩の河原春奏づせいじ
掌にのせて椿を愛おしむせいじ
朱の橋にぼんぼり吊るす花の宮わかば
御手洗は苔むす巌水温むわかば
山茱萸の黄を点したる神の杜わかば
春雨に艶めく宮の石畳わかば
春陰や砦めきたる築地塀うつぎ
神名備の奥処山茱萸明かりしてうつぎ
石に伏し苔に仰向く落椿うつぎ
苔の上へ捨て身さながら椿落つ菜々
青葉して源家五公を祀る宮菜々
春田打つ源家ゆかりの里に住み菜々
囀に満つ神苑を逍遥す治代
洞深く老いし大樹に春寒し治代
やはらかに椿うけとめ苔の庭治代
苔涼し瘤だらけなる御神木ぽんこ
囀に耳そば立てし遥拝所ぽんこ
雨空に山茱萸の黄を散らしけりぽんこ
案内の禰宜饒舌や春うらら満天
風光る千木に葵の紋しるき満天
猪名川の碧き水面を風光る満天
鎮魂のごとく御廟へ春の雨小袖
花の宮結界のごと築地塀小袖
延べし手の上へ落ちたる椿かな有香
招霊や源氏ゆかりの地に繁る有香
潜戸の一歩ためらふ落椿よう子
菜種梅雨剥落烈し築地塀よう子
落椿源氏ゆかりの神苑にたか子
人馴れの鵯茎立を啄めるはく子
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