むべ:「春眠し」が季語。「胎教の楽」はおそらくメロディーのあるクラッシックかオルゴールのようなものではないでしょうか。赤ちゃんを迎える喜びを感じ、家族がリビングでリラックスしている様子が目に浮かびます。幸せな午後の光景。

素秀:春の午後はそうでなくても眠いもの。胎教に、おそらくモーツァルトなどのクラシックを若い夫婦が聞いているのでしょう。春眠しですからまだ眠ってはいないようです。春の穏やかな時を感じます。

あひる:のんびりとしたやすらぎの曲を聞きながら、パパとママとお腹の赤ちゃんが眠りに落ちそうな春の午後を思いました。春眠しなので、パパはまだ眠気と戦っているのかも知れません。

更紗:春眠しが季語。胎教は赤ちゃんに声をかけたり、リラックスする音楽(せせらぎや自然の音に近いモーツァルトが良いと聞いて私も流してました(笑))を聞いたり…生まれてくる赤ちゃんと過ごす限られた大切な時間でもあります。「聞きつつ春眠し」とあるので奥さまと一緒に聞いているだんな様なのでしょう。穏やかな春の日差しにあくびが出てしまったのかもしれませんね。

せいじ:春眠しが春の季語。胎教のための音楽を妻とともに聞いているうちに眠ってしまった。眠気を誘う春の暖かさとあいまって、夫婦の睦まじさ、子を授かった喜びが、句に満ち満ちている。